騎士の生き方


 
 騎士になろうとする者は、それに先立って騎士見習いとして主君に
仕え、その有能さを認められなくてはなりません。そして二十歳になる
と正式の騎士叙任を受けることができるようになるのです。しかし
特にそうしたことをしなくても、騎士たるにふさわしい戦功と能力と
忠誠心がありさえすれば、その者が手柄をたてた時に帰しにとりたてて
もらえることもあるかもしれません。しかし、よほどの手柄でなくては
ならないでしょう。
 騎士としての勤めは、主に主君のために戦場におもむくことです。
戦場で武功武勲をたててこそ、主君の覚えもよくなり、ご褒美にもあず
かれるというものです。しかし、戦をするには金がかかり、その費用は
騎士それぞれが出さねばなりません。出費がきつく、果てしない戦いで
騎士の財政を破綻させないために、年に何日というように出兵しなくては
ならない日数が決められていることが多いようです。
 また、騎士としての腕を磨き名を広めるために、試合に出場したりする
こともあります。腕に自信のある岸は、そこで打ち負かした騎士の武装を
はがして自分の物としたり、相手の身柄を拘束して身代金を手に入れる
ことで、収入を得ることができるのです。
 試合や戦に飽き足らない騎士は、自ら旅に出て冒険を求めることも少な
くありません。しかし冒険といっても、通りがかりの騎士に朝鮮する程度
の場合がほとんどでしょう。もちろん、小説やシナリオの登場シーン
としては、通りがかった騎士というのは捨てがたいパターンです。
 ほかにも、自分の封土の治安を保つために、封土内を見回ったりする
こともしなくはならないでしょう。封土内の状勢が不安定では、おちおち
戦や試合にも出られません。

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